今日は『みすゞ忌』 金子みすゞの命日です

一昨日の暖かさは何処へやら。三寒四温。
今日も寒い一日となりそうです。

今日はみすゞさんの76回目の命日。

みすゞさんは小さい頃から本が大好きで、よくお話を作って聞かせたりしていたようです。

西條八十の詩が特に好きで、二十歳の時、八十に読んで欲しくて雑誌『童話』に投稿し、八十に絶賛されて童謡詩人となったわけです。

八十は、『金子さんの詩には、童謡詩人の素質として最も貴いイマジネーションの飛躍がある』と褒め称えました。

“イマジネーションの飛躍”とは
見えないものを見る、想像する、空想する力。
いちばん見えないもの、それは人の心。
そのいちばん見えないものに想いを馳せる。
それは、“思いやり”に繋がります。
ヒトが生きて行くのに最も大切なものと言って良いと思います。

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金子みすゞの世界(松井奈穂 作)

私がみすゞさんの詩と出会ったのは、1988年。
なんと28年もみすゞさんと共に歩んでいるんですね!

みすゞさんのお陰で“他を思いやる”と言うことが、私の中にしっかり根付いているように思います。

子ども達にもそういう優しい心を持って欲しい!
いつもそう思ってレッスンしています。
なかなか毎週とはいかないのですが、みすゞさんの歌も歌っています。

1903年4月11日生まれのみすゞさんは、27歳を目前にして1930年の今日、命を絶ちました。
その15年後、東京大空襲がありました。
そして1日違いで、3.11。
これは偶然ではないような気がします。

みすゞさんが最初に投稿した詩。

打出の小槌

打出の小槌を貰ったら
私は何を出しませう。

羊羹(やうかん)、カステラ、甘納豆。
姉さんとおんなじ腕時計、
まだまだそれより眞白な
唄の上手(じやうず)な鸚鵡を出して、
赤い帽子(しやつぽ)の小人を出して
毎日踊(をどり)を見ませうか。

いいえ、それよりおはなしの
一寸法師がしたやうに
背丈を出して一ぺんに
大人になれたらうれしいな。

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