小学校での特別授業で感じた子どもたちの感性の変化に危機感

今朝は、すぐ向かいの小学校で、年1回の特別授業『金子みすゞの世界に触れてみよう!』を行って来ました。

毎年3年生を対象に行っています。今年で10回目。初回から10年が経ちました。

 

いつものように、まず『私と小鳥と鈴と』を朗読し、歌い(事前に練習しておいてもらっています)、どんなことを思ったか、この詩が教えてくれることなどをみんなに言ってもらい、一緒に考えます。

 


「みんな誰でも得意なことがある。」
「でも苦手なことやできないこともある。」など、様々な意見を言ってくれます。

そうだよね。

苦手なことをけなされたら、どう?  嫌な気持ちになるよね。悲しいよね。
逆に、得意なことを褒められて、尊敬されたら? 嬉しいよね。

どっちがいい?

 

そりゃみんな、褒められる方がいいと言います。

中には、褒められすぎるのは嫌だという子もいましたけど。
確かに心にもないような見え透いた褒められ方をしたら嫌ですけどね。
でも、褒められるのが嫌だという子、ちょっと心配です。

 

次に『積もった雪』

ただ積もっている雪を上、下、まん中と3つに分けるというのが、なかなか思いつかないですよね。

そして、それぞれの雪の立場になって、雪の気持ちを想像しているところが、すごいと思わない? と投げかけてみる。と、「雪の上には、何百人じゃなくて、もっと何百万も何千万も人が乗ってるよ!」と可愛い発言。そうだね。確かに!!
「何百人っていうのは、たくさんの人という意味で使ったんだと思うよ。」というと納得してくれた様子。


 

そう!自分が中心でなくて、相手の立場になって考えるっていう思いやりがあると、相手を悲しませたり、嫌な気持ちにさせたりということがなくなるよね。
そしたら、みんなやさしい気持ちになるよね。

友達に何か言うときは、ちょっとだけでいいから「こんなことを言ったら相手はどう思うだろう・・・」って考えてから言うようにしてみよう!
そしたらきっとケンカもなくなって、気持ちよく過ごせるんじゃないかな?

そんな話をし、、、、

みすゞについて、いつどこで生まれたか、どうして童謡を書くことになったのか、など紹介して、みすゞが生きた時代に出来た、是非とも歌い継いでゆきたい歌を1コーラスずつ、超端折って歌い、最後に『うさぎのダンス』をみんなで歌いました。

まとめ

みんなで、友達のいいところを認め合って、相手の立場になって考えるようにしてみよう!!
世の中のみんなが、そう言う風になれば、戦争なんか起こらない、平和な世界になると思うな。

 

しかし、気がかりなことも!

私が話をしていても、勝手におしゃべりする子がいます。
毎年必ずいます。まあ大学生や大人でもそうですから仕方ないと言えなくもないのですが、やっぱり人が話している時は、静かに黙って聞くと言うのがマナーです。

 

そう言う時、私は、「ねえねえ、お友達に何か話している時、相手が聞いてくれなくて勝手におしゃべりしていたら、どう?」と問いかけると、大抵は「嫌だ!」と言うのですが、今日は「嫌じゃない。普通。」だと言う子がいたのです!!
もちろん一部の子どもたちですがね。
これにはびっくり!!

「嫌だ」と思わない子がいることに、とってもショックでした!!

 

これは世の中全体の問題です!!

会話中でもスマホをいじっていて、相手の顔(目)を見ていなかったりする人が、大人でも多いですが、お家でもお父さんやお母さんが、子どもの話にきちんと向き合っていないのでは?

電車の中でも、子どもを構わずにスマホに夢中なお母さん、多いですからね。

 

こういう大人の行動が、知らず知らずじわじわと子どもの心に影を落としているのでは?

心配です!! こう言う子が大人になったら・・・
想像するだけで恐ろしい気がしてきます。

いくらみすゞの詩を読んで心豊かに!!と教えても、大人がこれではねぇ。

本当に大人がきちんとしないといけませんね。
特に子育て中のお父さん、お母さんには気を付けてほしいです!!

 

 

 

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